流れるウインカー基板をテストしているとウインカーの様にON/OFFさせるのがめんどくさくなり作ってしまいました。
パワーMOS-FETを使用しているので車やバイク(12V)でもしっかり使える本格的なものです。
タイトルのリンク先に詳しく製作記事が載っています。
ICやMOS-FETの説明が無いのでぐぐってデータシートを取り寄せて作成しました。
100kΩの抵抗を半固定にして4.7μFのコンデンサを10μFに変更して点滅速度を変更できるようにしてみました。
これでテストが楽になりました。
いつも汎用基板を使って電子工作をしていましたが、そろそろ基板も作成してみようかと思っています。
水魚堂さんのサイトでプリント基板編集ソフトウェアを公開されているので(詳細はタイトルをクリックしてね)これで勉強中です。
ためしに流れるウインカー基板をイメージだけですが作成してみました。
基板の表(半田面ではない)から見たイメージです。
結構簡単にできてしまいました。
オデッセイのオーナーから頼まれてドアロック連動ミラー格納ユニットを作成してみました。
タイトルをクリックすると製作の詳しい情報が見れます。
まず自分のムーブで試して上手く出来たので、依頼者の車にもつけました。
最初はもっとコンパクトにしようとWEBに載っているものより部品の配置を考えたつもりなのですが、上手く行かずヒューズを2回もとばしてしまった。
忠実に作り直して全く問題なしで動作しました。
ムーブの場合は常時電源がドアに来ていないのでヒューズボックスからとりました。
自分の車につけたユニットの写真制作の様子(みんカラの整備手帳)
依頼者と一緒に「なんちゃって高級車!!」といって喜んでいます。
冬までにキャンセルスイッチをつけたいと思っています、自分の住んでいるところは寒いところなので凍結して動かなくなる可能性があるので。
キャンセルスイッチはWEBにあるような完全な切替ではなく、ドアロックの信号線をスイッチで切るようにしたいと思っています、「信号が行かなければ普通の動作だけになる」これでいいと思っています。
流れるウインカー基板 せぃさんVer PG作成中
ウインカーSWの回路変更のプログラム修正をして動作確認しました。
とりあえずKAYOちゃんバージョンと同じ動きはできました。
パターン追加の要望があったので、その対応とせぃさんバージョンのウェイクアップを考えないといけませんね。
流れるウインカー基板 せぃさんバージョン 基板完成
流れるウインカー基板 せぃさんバージョン 完成です。
ウインカーSWの回路を変更しているのでプログラムも変更が必要です。
とりあえずKAYOちゃんバージョンと同じ動きをするところまで直したいと思います。
流れるウインカー基板 せぃさんバージョン 基板作成中
基板のパターンも決まり作成に着手しました。
両面スルーの基板は半田が反対側に流れて意外に使いにくかった、用途を考えて選択する必要があるようですね。
そんな感じで部品はつけたけどパターンの配線ができていません。
流れるウインカー基板 せぃさんバージョン 着手
第1作目(KAYOちゃんバージョン)が上手くできたので、2作目に着手しました。
こんどはせぃさんバージョンになります。
まったく同じでは面白くないのでバージョンアップを考えています。
今考えているのは。
・基板はガラスエポキシで両面スルー(ちょっと高級?)を使う。
・ウインカーSWの入力部にフォトカプラ-を使用する。
・基板の配線パターンの最適化。
・ワンタッチウインカー
(ちょんとSWを入れるだけで一定時間ウインカー動作する)
この機能は本人に確認しないといけませんね。
部品はほとんどそろったので基板の配線パターンの見直しをしています。
基板の配線パターンを考えるのはパズルみたいで面白いですよ。
きれいにパターンが出来た時には、ちょっとうれしいですね。
流れるウインカー基板 作成後記
今回、作成してみて一番はまったのが動作クロックですね。
内部クロックをF88ではプログラムで設定しないといけない。ということに気づかなかった。
プログラムの先頭に4MHzで動作させる場合は次のコマンドが必要です。
OSCCON = %01100100
当然、OPTIONレジスタの設定も必要です。
タイマー割り込み関係のみを抜き出してみました。
参考にしてください。
(空白に全角文字を使っているのでコピペには注意)
program F88WINKER
dim counter as word
’割り込み処理
sub procedure interrupt
'ここで割り込み処理を記述します。
inc(counter) ' Increment value of counter on every interrupt
TMR0 = 64
INTCON = $20 ' Set T0IE, claer T0IF
end sub
’初期処理
sub procedure init_rtn
OPTION_REG = $82 ' Assign prescaler to TMR0
counter = 0 ' Initialize counter
TMR0 = 64
INTCON = $A0 ' Enable TMRO interrupt
end sub
main:
OSCCON = %01100100 ' 内部クロックを4MHzに設定
init_rtn ’初期処理
while true
’メイン処理
if counter = 200 then ' if counter is 200, then
' ここで一定周期ごとの処理をする
counter = 0
end if
wend
end.
流れるウインカー基板 最終調整
ちょっと、修正して色んなパターンに対応できるようにしました。
・ウェイクアップ動作後、現在の設定パターンがわかるようにハザード動作をするようにした。
・モード切替時に、設定パターンがわかるようにハザード動作をするようにした。
・ON/OFF動作を続けて行うパターンも可能にした。
・パターンを3種類から6種類に増やした。
動作は下記の動画を参照してしてください(重いよ!30MB)
流れるウインカー基板 完成
一応完成です。
PICマイコンの内部クロックが最低速度で動いているのに気付かず、スピードが思うように出ずあせりました。
写真は回路図をおこすために記録としてアップしました。