PICで16×16LEDを表示する

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松本無線のジャンクセンターで前から気になっていた16×16マトリックス2色LED表示装置(かってに名前を付けたのですが)を2000円で購入しました。
最初は5mmの2色LEDのもぎとり用にと思い購入したのですが、裏側を見るとICおよびLEDを駆動するトランジスタ類が並んでいました。
トランジスタはLED駆動用にそのまま使えそうでした。
ついでにインターネットでドライバICのデータシートがないか調べてみたけど全然ヒットしませんでした。
ちなみにボードには「KDP8004-4」と印刷されており、ICには 256-0000FP M60016-0138FP 919100 となっていました。
INと書かれた12個のピンが並ぶコネクタとOUTとかかれた同じく12個のピン並ぶコネクタ、そして電源らしき6個のピンがあるコネクタがありました。
インターネットで調べていたらロームの製品で似たようなものを見つけました、型番などは全然違うのですが、電源のピン配列やINのコネクタのGNDのある場所などよく似ているのでPICでテストプログラムを動かしてみることにしました。

データシートはLEDディスプレイ(ロームのHP)から入手できます。
データシートで今回の装置に関係ある所だけを抜き出しました。
16x16LEDのデータシート

かなり、苦労しましたが(どちらかといえばBUG取りに苦労しました)写真のように点灯させることが出来ました。
ダイナミック点灯をしているので、データを送っていない表示をしているだけの時も常にCLOCKを送りつづけないといけないようです。
AとBとメモリをもっており、最後の列(アドレスが15)を書き込んだときに書き込みと表示が入れ替わるようです。
結果でいえば簡単ですが、

テストプログラムでは、初期設定でLED表示装置にデータを送りメインの無限ループでクロックを発生させるようにしました。

テストプログラムのソースは「16X16LED.lzh」 (12kb) です。・・・テストプログラムなので汚い!!

とりあえず、表示が出来たので実際にはどうしてやろうか考え中です。
回路図
準備中 結線だけなのでデータシートとテストプログラムのコメントで推測できると思います。
写真1

上側の写真が点灯しているときのものです。
左側は少し部屋を暗くして撮ったものです、シャッタースピードが遅くなっているので綺麗に撮れています、右側は明るいときで綺麗に撮れていません。
ダイナミック点灯しているので、しようがないと思います。

左下側の写真はLED表示装置の裏の基板です。
右下側の写真はLED表示装置とPICテスト基板です。

テストプログラムをちょっと修正して、クリスマスバージョンにしました。
UPしているテストプログラムのソースもこちらのバージョンに変更しました。
あとで気づいたのですが、最初にUPしていたソースは、BUG有りバージョンで、上手く動作していませんでした。(すみません)

RB7のピンがあいていたのでこのピンにSWをつけ、そのSWを押すたびに表示内容が変わるようにしてみました。
PC(プログラムカウンタ)を操作して値の内容によって分岐させるように考えましたがPCLは0x00〜0xFFの範囲でしか使えない事に気がつかず、苦労しました。
このときにPIC-TECHというHPがとても参考になりました。
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