トラックのウインカーを流す

トラックの運ちゃんをしている友達から
「電子工作趣味だったよね、トラックのウィンカーを観光バスのように流すようにできるかね?」
「できれば5000円以内で!!」と言われ考えたのがこの回路。

ランプ3つのうち、1個は直接接続、あとの2個をこの回路を通して接続し、
VRで遅延時間を調整すれば安上がりな(3000円ぐらい)3連フラッシャーができそう(かな)

まだ試していないので、分からないけど、コンデンサの放電のさせかたが良く分からない、
最初の1回だけ遅延時間が長くなりそう、なんかいい方法があるのかな?


試してみたのですが、配線ミスをしていて、車のヒューズはとばすは、ダイオードは破裂するは、
で悲惨なことになりました。
ベースにつけている抵抗の値が良くないのかリレーが全然、動作しませんでした。
今度は24Vの電源を用意して実車でテストをする前によくテストししようと思います。(2002/06/16)


24Vの電源とブレッドボードを購入して確認することにしました、そしてめでたく動きました。
回路図2のようになりました。
コンデンサの放電はダイオードを追加し、OFF時にLAMPに流して行うようにしました。
うまく動かない原因は1Mの抵抗が値が大きすぎて電流量が少なかったためのようです。
200Kに変更してリレーが反応するようになりました。
コンデンサーの容量を47μFにした回路をもう1つ作成して流れるウインカー完成です。
あとは、実車テストをしてよければ本当に完成です。 (2002/07/06)

実車テストおよび取り付けは、完了しました。3日たったいまでもまともに動いているようです。 (2002/10/10)

次は、いろんなパターンで流してほしいといわれたのでPICマイコンでトライしてみようと思っています。
秋月でAKI-PICを注文しましたので色々遊んでみたいと思っています。

緊急報告!、実車で使ってもらっていたけど、もう壊れてしまった。(2002/12/01)
回路設計に問題有り??、早速、調査開始です。
結果は追って、報告します、同時に第2号を設計、作成中です。

症状:
・正しく流れなくなっている、最初は正常に流れているが1分ぐらいすると最後につくべきランプが2番目についてしまう。
 右も左も症状が出ている。

原因(推測):
・コンデンサーの性能劣化、耐圧が低すぎたかもしれない、24V以上にしたと思うけど、確認必要。

対策:
・とりあえず、撤収して調査を行う、ACアダプタを使用して机上でチェックをしてみる。
・症状が出たら、原因となりそうな部品を一つずつ交換して消去法で悪いところを突き止める。

友達には撤収してもらうようにお願いしているので、実機が戻ってきたらチェックしてみます。
(2002/12/03)

回路図
回路図2(改良版) 2002/07/06
パーツリスト(1個分です、左右では倍の数が必要です)  ・・・確認中です
記号 名称 規格 個数 参考価格 備考
Q トランジスタ 2SC945 2 20〜50 適当なものでOK C1815 C3331 など
R 固定抵抗  200KΩ 2 10 1/4W 程度
R 固定抵抗 1KΩ 2 10 1/4W 程度
R 固定抵抗 2.2KΩ 2 10 1/4W 程度 LEDをつけなければ必要ありません
VR 半固定抵抗 1MΩ 2 90程度  
C 電解コンデンサ 22μF 1 80程度 耐圧50V程度
C 電解コンデンサ 47μF 1 80程度 耐圧50V程度
D 整流用ダイオード 1S1855 4 20程度 同等品でOK
  LED   2 50程度 動作確認には便利ですが、必要ありません。
  リレー 24V 2 300程度 ランプに左右されますが今回は3A30VDCを使用しました。
このリレー使用に問題があるかもしれない、現在調査中!
  ユニバーサル基板 ICピッチ 1 90程度 4.5cm×7cm 程度あれば十分です。
  丸ピンICソケット       あると便利、抵抗やコンデンサをつけかえれます。
基板上ではこれぐらいですが、他に配線材や必要に応じてコネクタ等が必要になります。
  エーモンダブルコード 0.75sq 2m   設置場所により左右されます。
  ケース   1 100 エンショップでタッパー容器を使用しました。
  コネクタ   1   この基板の電源接続用(最初に点灯させるランプから取ります)
  お邪魔虫   2   正式名所を知りません、線を切らずに接続する優れものです
  ギボシ端子   4少/TD>  リレーするランプ接続用
  ランプ   2個   3連のランプがついていれば不要です(ウインカーランプです)

写真の左上が完成したものです、これが左右1個ずつ計2個必要になります。
線が6本出ています、そのうち上の2本が内側のランプから取っている電源になります。
真中の2本が2個目のランプのスイッチング用です、今回は2個目のランプのプラス側の線をちょん切り接続します。
下の2本が一番外側のランプのスイッチング用です。接続方法は2個目のランプと同じです。
「防水対策」のため100円ショップで購入したパック容器に入れています。
「振動対策」のためにホットボンドで部品と基板を固定しています。(調整のため部品をすべてソケットで取り付けていたため必要になりました、直接半田付けしてしまえば部品は固定する必要が無かったかもしれません。)

写真の右上は基板の裏側です。

下の写真は線のコネクト部分です、万が一この回路が故障した場合は、簡単に取っ払って元通りに出来るようにしています。
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