なぜかレシピ(チョコレート柏餅)

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母親がよく作ってくれて友達にも食べてもらったことがあります、どうやって作るのかと問合せがあったので調べました、年配の方には受け入れてもらえないかもしれないけど、私はおいしいと思います、よかったらつくってみて。

まずはノーマル柏餅の作り方

普通の柏餅の作り方が基本になります、一応目を通しておいてください。(他のHPを検索して調べました)

つぎにチョコレート柏餅の作り方

ノーマル柏餅のあんのかわりにチョコレートをいれれば出来上がりで済まそうと思っていましたが、親に聞くと少し違っていたので参考にして下さい。


「ノーマル柏餅の作り方」

16個分

材料:


手順

  1. 上新粉・片栗粉・砂糖・塩をボウルにいれ、熱湯を注ぐ。はじめは箸で混ぜ、ある程度混ざったら手でこねる。(熱いのでくれぐれもご注意を!)
  2. なめらかになったら2つにわけ、それぞれを厚みが2〜3cmの円形になるようにまとめて、強火で15分くらい、やや透明になり少しふわっとするまで蒸す。
  3. ボウルに水を張ってその中で冷まし、さめたら水を捨て、力を入れてよ〜くこねる。日頃の恨みを込めてやっちゃいましょう。
  4. 手に水をつけて16等分し、片栗粉(分量外)をつけながら手のひらほどの小判型に伸ばす。
  5. あんを包んでふちをしっかりとつまんで閉じ、あれば柏の葉にくるんで強火で5分ほど、蒸す。

    柏の葉について、生葉があれば洗って3〜4分蒸して使いますが、乾燥葉なら20分くらい茹でて水にさらしてから使います。(自分で乾燥させる場合には生葉と同じ処理をして、陰干しする)柏の木は新芽が出るまで葉が落ちない=家が絶えないという縁起物だそうです。



チョコレート柏餅の作り方」

材料:


手順

  1. 上新粉(・片栗粉・砂糖)・塩をボウルにいれ、熱湯を注ぐ。はじめは箸で混ぜ、ある程度混ざったら手でこねる。(やっぱ熱いのでくれぐれもご注意)
  2. なめらかになったら麺棒のような棒状にし(表現方法が違うだけでノーマルと同じ)、強火で15分くらい、やや透明になり少しふわっとするまで煮ます
    (棒状の方が熱が通りやすく、蒸すより煮たほうが手軽で時間の短縮が出来ます)

  3. ボウルに移し、すりこぎでこねます。
    (ノーマルの場合冷やして手でこねますが、熱いまますりこぎなどでこねます、こねているうちにさめて手で触れるようになります

  4. 適量を手のひらほどの小判型に伸ばす。
    (ノーマルのあんよりチョコレートの方が小さいと思うので気持ちだけ小さ目の小判型にします。)
    手水用に小さい器に少量のサラダオイルを入れた水を用意し、その水を手につけながら(水と油は分離するのでその水の中で手をバシャバシャとする感じ)することにより、食べるときに柏がはがしやすくなります、昔はマーガリンを使っていましたがこの方法が手軽です。

  5. チョコレートを包んでふちをしっかりとつまんで閉じ、あれば柏の葉にくるめば出来上がり。
    (冬場はこれでいいのですが、夏場は殺菌のためノーマルと同様少し蒸します)
柏の代わりに熊笹やさんきらいの葉も使用します、教えてもらうときは保存してあった熊笹を使いました。
熊笹の保存方法は、初夏に熊笹を採取し熱湯に通します、色が青くかわったらすぐ取り出し冷やします、それを冷凍しておきます。

「さんきらい」とは

和名:山帰来(さんきらい)
別名:猿捕茨(さるとりいばら)

一般にサンキライの名が浸透していますが、実は正式な名前はサルトリイバラ。
枝にトゲがあり、猿がひっかかって捕らえられると言う意味で名付けられたそうです。
実は直径5〜7mm程度で、10数個が放射状に集まってなります。
夏に緑色の実と葉の付いた状態で、秋〜冬に赤く色づいた状態で出回ります。
実家のほうではよく見かけますが、都会ではお花の材料としてみる事が多いかも。